通信教育のメリットとデメリット
いつでも、どこでも学べ、費用も安い
通信教育を学ぶにあたって、そのメリットとデメリットを知ってあく必要があります。
長所は生かし、短所を補っていくことこそ成功法なのです。
通信教育には次のような5つのメリットがあります。
いつでも・どこでも、誰でも学べる
これは第一の長所といえましょう。
一般の学校や各種学校・専修学校で学ぶ場合、入学時期が一定してあり、授業時間が定められているために入学困難な人にとっては、マイペースで余暇を利用して学習できることは大きな利点です。
なかでも地方在住者にとって、大都市の学習機関で通信を介して学習できる点も通信教育なればこそのことです。
誰でも受講できること臥教育の機会均等という精神にもかかわる重要なことです。
大学通信教育の場合は受験資格というものがありますが、それでも競争によって入試を突破しなければならないというわけではなく、簡単な書類選考だけで誰でも入学ができます。
また、ほとんどの社会通信教育は受講資格に制限はなく、中学卒業者以上を対象にしてあり、もしも受講期間以内で内容が理解できない場合は6ヶ月、1年間などといった受講延期ができます。
学費が安く、短期間で学べる
何か技術や特技を身につけるために、各種学校・専門学校へ通うとすれば、かなりの授業料を支払わなければなりません。
たとえば代表的な語学学校では年額50万円以上、コンピュータの学校などは100万円以上かかることも珍しくありません。
通信教育の場合その10分の1、20分の1で受講できます。そして受講期間にしても専修学校で学ぶには1〜2年が標準ですが、通信教育ではその2分の1といった短期間ですみます。
自学・自習で自己研修ができる
通信教育では受講生自身が学習計画を作成するわけで、学習の進行を手助けしてくれるものは学習指導書のみです。
すなわち自己に厳しく進めなければならず、知らず知らずの学習習慣が身につきます。
また現代のような変革の時代は、ビジネスマンにとって常に新しい知識と技術の習得は不可欠の要素であり、絶え間ない自己研鎖こそが生き残るための手段といえましょう。
社内研修に利用できる
ビジネスマンやOL向けの通信教育には「団体受講」という制度があり、受講料が割引になる特典があります。
この団体受講の場合、実施団体の指導員がカリキュラムや学習方法を出張して説明会を開くこともあります。
社員研修制度の完備していない企業など臥時間的、経費的に節約できます。
資格と特技が取得できる
「何かひとつの資格を持つことは現代社会のパスポート」とは、資格社会の現在よく使われる言葉です。
希望する職業に就きたいと思っても、資格という壁にさえぎ られることがあります。
社会通信教育は知識、技能について実力を養成することを主眼としていますが、
各種の国家試験や検定試験に合格して、資格を得られるコースが多数あります。
通信教育の短所を自覚しておく
以上述べてきたさまざまなメリットの半面、それ相応にデメリットももちろんあります。
これを解消するための努力は過去にもあり、また今後の課題となっています。
短所は細部にわたればその数は増しますが、重要なものとしては次の2点があります。
人間的な結びつきに欠ける
受講者と講師、あるいは受講者同士の人間的つながりがないことです。
受講者は添削指導の朱筆と質問の回答にかすかに講師の素顔を見るのみで、お互いに面識もなく心の交流も生まれてきません。
学校通信教育の場合は、スクーリングの期間が長いため多少は解消されますが、社会通信教育の場合はほとんどが自由参加のかたちをとっているため、この問題はなかなか解消されないのです。
また、通信教育はその名のとおり「通信」によるものですから、面接授業を長期化することは、その名目に合わなくなることにもなります。
同じ講義を受けながら受講者同士の交流がないのも、大きな問題のひとつです。機関誌などでの意見交換、激励なども行われますがいまひとつ物足りないのが現状です。
強い意志と忍耐力を必要とし、中途脱落の可能性がある
通信教育の学習計画はあくまで受講生が作成し、そのスケジュールによって学習を進めていくだけに、修了するまでは相当強い意志と忍耐力が必要になってきます。
通学している場合は、教師の指摘や仲間の進度などで心理的な規制や刺激もありますが、家庭学習の場合は規律するのは自分自身しかありません。
日々学習し、あるいは自ら時間の合間を見つけて研輩するという克己心を保つことが欠かせないでしょう。
また、通信という手段を仲立ちとしているために、時間がかかり、即時的な指導が受けられず理解度が遅れ、ときには報告課題の提出が滞りがちになります。
そして、ついには放棄という事態が起こりがちです。
数字的には把握できませんが、実際に中途脱落者の数は多く5割、6割ともいわれています。
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